吉永小百合の魅力とは

吉永小百合さんというと、日本を代表する大女優さんだ。筆者は世代ではないものの、彼女の名前だけなら知っている、それは例え吉永さんが出演している映画作品を見たことがない人であってもだ。国民的女優であるのに高嶺の花であり続ける吉永小百合さん、その魅力は何処にあるのか、このサイトはそんな吉永小百合さんについて考察していきます。

作品の評判

映画・原作ともに

ふしぎな岬の物語と虹の岬の喫茶店、同じ作品なのに異なる世界観で構築される心温まる物語は是非とも一度見聞してから評価を下して欲しい。吉永小百合さんが主演だから、という理由で判断するにしては内容をきちんと見てから判断してもらいたい。それくらい今作を見て欲しいと感じている人は多いはずだ。事実、作品を知った経緯はいざ知らず、原作でも映画でもどちらか一方でも見た人の感想や意見は、非常に高評価を集めている。

今回は映画の話をしているので、主に今作を見た人がどんな意見を寄せているのか、それを見ていこう。

映画を見た人の感想

同作品を見た人から出てくる感想、ネット上のレビューをいくつか濯ってみると出てくるキーワードとしては『心温まる』が真っ先に出てきた。これは原作の雰囲気を壊すこと無く、また劇中においても役者陣の演技によってそれらが絶妙に表現されていることを意味している。心温まる作品にしたい、吉永さん自身もそう思って原作を選んで映画化には女優人生を賭けるように企画から立ち会った作品だけあるようだ。役者の人が制作に入って話題を集めても、ヒットするかといえばそうでもない。今でこそ世界で認められているビートたけしさんにしても、監督としての地位を築くまでに様々な障害に立ち会ってきてこその成果だ。吉永さんのような人でも、今までしたことのない事となれば慎重に事をすすめることこそ大事ということを証明しているでしょう。

ただ一点、残念だったという点を述べているのも他の人達のレビューで共通していた。そこまで同じというのもユニークな特徴と言えますが、一体どういうところが残念だと感じたのでしょう。

インパクトが足りなかった

心温まる、それはもう十分堪能しました。ただそれ以上に観客の中には、展開を動かす衝撃を求める人も多いという。それは今作にしても求められていた部分だったようだが、内容からして奇抜な展開や登場人物が突如として天変地異に見舞われて死亡し、サイボーグ化して蘇る的な展開などあっては世界観を台無しどころか何をしたいのかが見えてこない。

人間味溢れる映画として多くの人の心をわし掴んだ作品ですが、しっとりと流れる展開はまるで現実の日常のように平凡で退屈、そう称する人も中にはいます。ですが本来私たちが住む世界など所詮そんなものだ。自分の身に振り抱える最悪を振り払うためにRPGの主人公的な活躍をすることもない、ごくごく普通の日常を描いたのも今作の特徴だ。しかしだからこそ今作の魅力はそこにある、何もない平凡さこそ人が求める幸福と呼べるものが凝縮されて、見る人の心を離しはしません。

衝撃さが加われば文句なし、とはいっても今作のような雰囲気こそが邦画だからこそ演出できる最高の決めてと言えるではないでしょうか。

世界的に

一般の観客からもこうしたレビューで評価されていると同時に、世界的な映画祭でも同作は高く評価されて審査員特別グランプリという賞を受賞した。出展した映画祭はモントリオール世界映画祭で、世界三大映画祭と称される1つ。この映画祭でも過去に日本で制作された映画が受賞する機会もありましたが、それから3年ぶりに評価されたことは誇らしく思っていいでしょう。日本制作の映画が世界の人々に評価されるという機会が少ないだけに、こうした世界的に有名な映画祭で受賞し、作品だけでなく日本ではこんな映画が作られているんだと知ってもらえるので、色々といい方向に繋がっていきます。それを悪いことと捉える人はいないはずだ。

日本では

日本でも今作は評価され、日本アカデミー賞においては吉永小百合さんを始めとして主要キャストが軒並み受賞するという快挙を成し遂げた。全13部門で評価され、まさしく同授賞式で一番の目玉作品だったことは明らかです。吉永小百合さんのような往年の女優だから受賞できる、といったこともないのでこれは純粋に凄いことだ。

企画から吉永さんが関与しただけあって、映画がどれくらい面白いかが伝わってくるはず。活字を読むのが苦手という人は映画でもいいから、今作を一度時間がある時に見てもらいたい。出来れば人生に疲れて自殺一歩手前くらいに追い込まれているくらいの焦燥感を醸し出している人なんかは、最高に涙する作品だ。

MENU